ゴーストインザヘッド

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村上春樹風の青春ファンタジー「いなくなれ、群青」感想(ネタバレ無し)

「いなくなれ、群青」 感想

「いなくなれ、群青」を電子書籍で読んだ

私は圧倒的に紙本派なんですが、最近電子書籍もいいかもとちょっと思い始めました。

 

紙本だと、

Amazonで注文→発送→受け取り→(家にほぼいないため)だいたい失敗して再配達→到着→やっと読める! って流れになるんですが、

Amazon Kindleなら

買う→読める

これ。

上のツイートでも書いたけど「気にはなってるけど、購入手順を踏んでまで読み始める動作に踏み出せない」というものを気軽に買って読める点では良いと思いました。

 

本棚に好きな本を並べてニヤニヤしたいタイプの変態人間なので、電子で読んで気に入った本は改めて紙で買います。

というわけで上にあがってるやつに加え計20冊くらいだだだーっと買いました。確実に積み本になりますが少しずつ消化していきたいと思います。

速読法を身に着けているわけではありませんが、本(というか小説)を読むのはまあわりかし早いほうだと思います。300ページくらいかつエンタメ作品ならだいたい1~1.5時間ちょっとで読めます。

というわけで早速昨日買った中の一冊を読み終えたんですが、想像以上に面白かったので半放置の雑記ブログを引っ張り出してきて記事にしようと思ったってワケ。

 

「いなくなれ、群青」(著:河野裕)の感想

読んだのはこれ『いなくなれ、群青』。

 

もうまずね、タイトルが良い。

 

いなくなれ、群青ですよ?

 

もうほぼこれ、

うたえ────『羚騎士がミューザ等価じゃん(?)

 

内容はというと

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

 

(Amazon 内容紹介文より)

 

こんな感じです(説明放棄)。

 

内容なんて良いんですよ! 今は!

 

何が良かったって主人公の七草くんの俺、斜に構えちゃってるぜ?」感ですよ!?

 

中二病から高二病に移り変わる自我というか、がたまんないんですよ!!!!!!(ファンから怒られそう)

 

一人称視点で進むんですが、実際合わない人には地の文がキッツイと思うんですよ。

 

たとえばこう。

 僕の日常も、そんな風でよかった。なにもかも全部終わってしまって、エピローグの翌日から始まるような。スタッフロールが流れ終えて観客が席を立ったあとの静寂みたいな安心を求めていた。

 

河野裕.「いなくなれ、群青」(新潮文庫)Kindle版.プロローグより

 

春樹臭がする!!!!!!!!春樹臭がするぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

"スタッフロールが流れ終えて観客が席を立ったあとの静寂みたいな安心"って何??? え? なんて?? ってならない?

 

でもね、そこがいいんですよ。

 

こういうややもすれば回りくどい表現とやれやれいいながら結局巻き込まれていく展開が好きな層にはドンピシャで刺さります。

ひとことで言うなら春樹風やれやれ系主人公です。

 

まったくスルーするのもあれなのでサワリだけストーリーを。

得体の知れない「階段(怪談ではない)島」と呼ばれるところで目を覚ました主人公の七草くんが、引っ越しによって離れ離れになった幼馴染・真辺由宇と再開。

この幼馴染もなかなかヤバいやつなんですが、ひとことで言うなら「異常なまでに正しく、まっすぐ」な存在。それがまた非常に危ういというか、脆さが垣間見えて読んでいるこっちがヒヤヒヤするんですよね。

島の住人は基本的に「なんでここにいるかわからないけど気付いたらここに来てた」状態で、脱出もできないのですが、学校もあり、商店もあり、Amazonまでなぜか届くのでなんやかんや上手く暮らしています。しかしそのような「なあなあ」な状態は「正しく」なく、更にあるきっかけにより真辺ちゃんは本格始動。当然主人公も巻き込まれていきます。はてさて二人の運命は……?

というのが話の筋ですが、どちらかといえば人物たちの内面に焦点が当てられているので、手に汗握るストーリーや大どんでん返しを期待していると肩透かしを食うかもしれません。

 

やっぱりこういうの嫌いっていうか生理的に無理!って人もいっぱいいると思うので、Amazonのレビューもバッサリ割れてますね。

しかしこの本の売れない時代に30万部くらい売れてるベストセラーですので、興味があったら手にとって見るのもいいんじゃないでしょうか。

 

繰り返しますが皮肉じゃなく私は大好きです。

シリーズ物のようですので次巻も近々読んでみようと思います(追記:最新刊まで全部読みました)。

 

おわり

 

 

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