ゴーストインザヘッド

元引きこもりのオタクが送るサブカル・エンタメ系ブログ。マンガ、ラノベ、ゲーム、ガジェットなどを中心に書いていきます。読んだ人をモヤモヤさせることが目標です。

現代社会の必需品?オススメのモバイルバッテリー7選!
【決定版】超絶おすすめのギャルゲーをご紹介!【全年齢】
漫画オタクが選ぶ、10巻以内で完結している面白いマンガ20選!
オタクが選ぶ「ラノベの奇書10選」
ブログ初心者にもしもアフィリエイトをおすすめする7つの理由
【最新版】いつでもどこでも!スマホアプリでプレイ可能なギャルゲー!
絶対泣ける!? 心が疲れた時に観たい珠玉の名作映画10選!
洒落怖(洒落にならないほど怖い話)・インターネットホラーランキング
【自称ソムリエが厳選】マイナーだけど本当に面白いマンガ【ジャンプ無し】
プレゼントにも!1万円以内で買えるおすすめボールペン7選!
今こそ聴きたい80's洋楽ヒット曲ベスト20【80年代】
ThinkPadちゃんに恋してる
SCPの入り口としておすすめの20体を紹介します

自動更新!!

現在Kindleで読める無料マンガ

Twitterのツイート「無断転載」は著作権違反? 利用規約からメディアの対応まで

ツイートの「無断転載」について

Twitterを利用している人なら、バズったツイートに対してWEBメディアなどから「このツイートを掲載してよろしいでしょうか?」というリプライがついているのを見たことがあるのではないでしょうか。この問いに対して「転載しないでください」と返すこともあるでしょう。

しかしこれ、Twitterのサービス利用規約からすると妙なやりとりなのです。

今回は改めてTwitterの利用規約を眺め、自身の情報整理も兼ねて記事にしたいと思います。
 

 

Twitterを利用する条件

ここからはまず、Twitterのサービス利用規約を見ていきたいと思います。
最初に序文から。

本サービス利用規約(以下、「本規約」と称します)は、当社の様々なウェブサイト、SMS、API、メール通知、アプリケーション、ボタン、ウィジェット、広告、およびeコマースサービスなどのTwitterのサービスと、本規約に関連するTwitterの他の対象サービス(https://support.twitter.com/articles/20172501)(以下、「本サービス」と総称します)、ならびに本サービスにアップロード、ダウンロードまたは表示される情報、テキスト、リンク、グラフィック、写真、音声、動画、その他のマテリアルやアレンジされたマテリアル(以下、「コンテンツ」と総称します)にアクセスし、利用する場合に適用されます。本サービスを利用することによって、ユーザーは本規約に拘束されることに同意したことになります。

要するに「TwitterおよびTwitter者が提供する関連サービスの利用者は、この規約に同意している」という前提の元サービスを利用できます。

Twitterの利用規約に同意できないならTwitterの利用もできない。これが基本的な大前提です。
 
 

ユーザーのコンテンツについて

ユーザーは、適用される法令や規則への遵守を含め、本サービスの利用および自身が提供するコンテンツに対して責任を負います。提供されるコンテンツは、他の人たちと共有して差し支えのないものに限定してください。

「提供されるコンテンツは、他の人たちと共有して差し支えのないものに限定してください」との文言から、サービス利用におけるコンテンツ(文章、画像、動画など)は「他の人たちと共有」される前提にあると解釈できます。

この時点で、オリジナルツイートに対する「無断リツイート禁止」などはマイルール認定できそうですね。
しかしこの部分だけでは、あくまでTwitter上のみのことであり、外部サイトへの転載までは効力が及ぶのか不透明です。
 
 
ここで次に、「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」の項を見てみましょう。

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して自ら送信、投稿または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーのコンテンツはユーザーのものです。すなわち、ユーザーのコンテンツ(他のコンテンツに組み込まれたユーザーの音声、写真および動画もユーザーのコンテンツの一部と考えられます)の所有権はユーザーにあります。

「ユーザーのコンテンツはユーザーのものです」との文言通り、Twitterにおいてもユーザーのコンテンツに対する所有権はユーザー自身にあります
 
 
しかし一方で次のような文言が続きます。

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿または表示することによって、当社があらゆる媒体または配信方法(既知のまたは今後開発される方法)を使ってかかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配信するための、世界的かつ非独占的ライセンス(サブライセンスを許諾する権利と共に)を当社に対し無償で許諾することになります。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。ユーザーは、このライセンスには、Twitterが、コンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提に、本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利ならびに本サービスに対しまたは本サービスを介して送信されたコンテンツを他の媒体やサービスで配給、放送、配信、プロモーションまたは公表することを目的として、その他の企業、組織または個人に提供する権利が含まれていることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、送信またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、Twitter、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく、当該コンテンツを上記のように追加的に使用できます。

これはかなり強烈な部分です。

長いのでざっくりまとめると「権利を奪うわけじゃないけど、Twitterで投稿した君のコンテンツは、配給、放送、配信、プロモーションまたは公表することを目的として、Twitter社だけじゃなくてその他の企業、組織、個人までもが使用・複製・改変・配信といったことを無償でする権利をTwitter社に許諾することになるよ。Twitterを使っている時点で君はこれに承諾したものとするよ」という内容です。

ポイントとしては、その他の企業、組織、個人にまで言及されているものの、あくまで許諾先は「Twitter」であることです。
つまり、Twitterが公式に用意した方法を逸脱して、個人や企業が勝手にTwitterに投稿されたコンテンツを使用した場合、この条項は適用されないとも言えます。

例を挙げるなら、

・ツイートをリツイートする→OK
・公式の埋め込み機能を使って外部サイトでツイートを引用する→OK
・ツイートをパクって自分のアカウントから同じ文言を呟く→NG
・ツイートをスクリーンショットし、画像にして転載する→NG※
・ツイートに添付されていた画像を保存し、別の場所で使う→NG※
 
 
※Twitter規約とは別に、著作権法上の「引用」として認められる可能性はあります。
一般的に引用が認められるのは「引用に必然性があり、一般に広く公開されており、引用元が明確に記載されており、引用以外の部分が主で引用が従である」ような場合ですが、最終的な判断は司法に委ねられます。

参考:
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime7.html
https://www.ipsj.or.jp/faq/chosakuken-faq.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8
 
 
長くなりましたがつまり、一般人のツイートを掲載しているメディアやブログなどは、Twitterの用意しているAPIを利用した埋め込み形式でツイートを表示している限り、ツイートした本人の使用許諾を得る必要は無く、この場合は「無断転載」ではなく「Twitterの埋め込み機能を利用した引用」であるということです。

※埋め込み形式とはこういうのです。


 
 
しかし「Twitterの規約でオッケーなんだから何も言わず我慢してね」ではあまりにも投げっぱなしなので、次項からは「転載依頼」について考えていきたいと思います。
 
 

そもそもメディアが転載依頼をする理由

「規約を知らない」という可能性も無くはないですが、大部分のメディア側はTwitterの規約を理解していると思います。
にもかかわらず「掲載依頼」をする理由は、モラル心情的な問題が大きいのでしょう。
 
Twitterユーザーの中で、この規約を理解している方がどれくらいいるでしょうか。おそらく半分もいない、下手したら数割以下の可能性もあります。
そんな状況下でメディアがツイートを埋め込み利用したら「勝手に使われました!」とトラブルになる可能性もあるでしょう。
規約に則っていたとしても、トラブルが大きくなり炎上にまで発展したら、メディア自体のイメージダウンにも繋がりかねません。

そうしたリスクを未然に回避するため、一部のメディアは「お声がけ」を事前に行っているのでしょう。
 
 

自分のツイートがメディアやブログに使われていた時の対応

私のツイートはどんどん使って頂いて構いませんが、心情的に許せない方がいるのもまた理解はできます。
そこで、「メディアやブログに自分のツイートが使われないための対応」を考えていきたいと思います。

※なおこの記事を書きながら実験したのですが、「元ツイートを消す」「鍵アカウントにする」といったことを行っても、一度掲載された内容は残ってしまうことがあるようです。
 
 

使用許可を求められたら、拒否をする

埋め込み形式の場合規約上はOKですので、正直あまり薦めたくはない方法なのですが、先述の通りトラブルを回避するため、拒否されたにも関わらず掲載を強行するようなメディアは少ないと思います

但し、炎上上等というスタンスのブログやメディアならそもそも使用許可を求めずにバンバン掲載するでしょうし、万全な方法とは言い難いです。
 
 

アカウントに鍵をかける

設定から「ツイートを非公開」に設定することで、ハンドルネームの横に鍵のマークが表示され、既にフォローされている方にしかツイートが閲覧できなくなります。いわゆる鍵アカウント(鍵アカ)に設定する形です。

検索にも引っ掛からなくなるので、鍵をかけた以降はメディアなどに掲載されることもなくなるでしょう。

個人的に「Twitterを利用しつつ掲載を避ける」ならばこの手段がベターかなと思います。
 
 

Twitterから別のSNSに引っ越す

Twitterの利用規約は高頻度で改訂されます。今後、更に踏み込んだ内容に変わる可能性も否定はできません。
Twitterの規約に我慢がならない場合、事前にコンテンツ利用がガチガチに固められた別のSNSに移るか、Mastodonのように自分でサーバを建てるタイプのものへ引っ越すのもひとつの手だと思います。
 
 

まとめ

ツイートの埋め込み表示は正当な権利として認められており、またTwitterユーザーも規約に同意の上利用しているのが前提ですので、ブログやメディアに埋め込み形式で自身のツイートが使用されていた場合、「無断転載だから今すぐ消せ!」と要求するのは本来おかしいです。

とはいえ全く確認もなく、知らないところで自分のツイートが使われるのも気持ちが悪いとも思います。

これは個人的な意見ですが、もし自分のツイートが埋め込み形式で使われていて、それを削除してほしいときは、強硬姿勢でいくと相手も規約を盾に強く出るかもしれませんので、あくまで「お願い」のテイで連絡してみるといいかもしれません。
 
 
まあもっとも、当ブログでは埋め込みツイートは自分かお知り合いの方しか行っていませんし、今後も特に行う予定はありません。トラブルになったときのリスクを考えるとわざわざツイートを引っ張ってくるより他の方法でなんとかしたほうが良いと思っています。

ただ口コミ系のサイトなどはそうも言ってられないと思います。
 
個人的にモラルよりルールを優先するタイプなので「そう決まってるんだから従うべきだし、みんなもそうだろう」くらいに思っていたのですが、色々と調べているうちに規約を知ってなおモラル的に受け入れがたいという方が想像以上に多いことがわかり、自身の認識を改めなくてはならないなと思いました。
 
 
世界中の人がパーソナルな端末でインターネットに接続しているこの時代。法や規約だけではなく、幅広い層に共通認識と化したモラルも必要になってくるのかもしれませんね。

というわけで今回はこのへんで。ではでは。
 
 

 
当記事を書くにあたって参考にさせていただいたサイト様(順不同):
ツイートの二次利用はどこまでOK? 知っておきたい「利用規約」の読み解き方 (1/2) - ITmedia NEWS
「私のツイートが無断転載されました!」と騒ぐのは無知の証だからやめたほうがいい – Damonge Tech
Twitterにおける「良い無断転載」と「悪い無断転載」 – Damonge Tech
もうこれで怒られない!テキスト、スクショ、SNS埋め込み等の引用マナーまとめました | DevelopersIO
「ツイートの無断転載はご遠慮ください」は規約上、無効なんじゃないかなという話 | Cosnomi Blog
ツイートの貼り付け方!ブログへの引用と埋め込みは著作権違反? | NetBusinessLife
Twitterを埋め込みツイートで引用する!画像の著作権は大丈夫? | ストレス無くゲームを楽しむためのサンセカイのブログ
引用は自由にしてOK。作者の許可は不要です【無断転載とはここが違う】